睡眠と病気睡眠不足はアルツハイマーに!


■ 睡眠不足はアルツハイマーになり易い

睡眠は生きていくのに必要な生命活動で不規則な生活習慣や睡眠不足は耳と耳を結んだ線の真ん中あたりにある生体のリズムを刻む体内時計を狂わせ体内時計の周りにある血圧や食欲の調節機能に影響を与え高血圧症や糖尿病、うつ病の発症と深く関係があることが最近わかってきていますが、睡眠不足がアルツハイマー病を引き起こす可能性があるとの研究結果をアメリカ・ワシントン大学などより発表されました。

アルツハイマー病は、脳内にアミロイドベータ(Aβ)という異常なたんぱく質が蓄積するのが原因と考えられていますが、マウスによる実験でアミロイドベータ(Aβ)は起きているときに増え、睡眠中に減り、起きている時間が長いマウスではAβの蓄積が進むことが確認され、不眠症の治療薬を与えるとAβの蓄積は大幅に減ったそうです。

アルツハイマー病の発症は高齢者に多いのですが、加齢と共に睡眠力は落ち、睡眠の悩みも増えてきますが、これは体内時計が加齢と共に衰え、睡眠ホルモンといわれるメラトニンの分泌が減ることが原因です。メラトニンは体の酸化を抑えて免疫力を高め、ガン細胞の増殖を抑制するともいわれていますので高齢になっても日頃からぐっすり眠り、いきいきと楽しい毎日を過ごしたいものです。



■ 30分程度の昼寝でアルツハイマー病のリスクが五分の一に減る

アルツハイマー病の予防に30分程度の昼寝の習慣が効果あり、アルツハイマー病のリスクが五分の一に減ることが国立精神・神経センターの研究で明らかになっています。ただし、1時間以上寝ると効果はなくなるようです。

昼寝をする時刻は夜の睡眠の8時間前になる午後1時から3時ごろの間です。質の良い睡眠には8時間以上起きてエネルギーを貯める必要があります。

30分以上の昼寝は深い眠りに落ちてしまい、夜の睡眠に影響がでます。30分以内の睡眠のコツはソファなどにもたれて明るいところで寝る。また、コーヒーやお茶などのカフェインを飲んで寝ると20分程度でカフェインが効いてくるので目覚めやすくなります。



高齢者に多い早朝覚醒の改善

高齢になると睡眠力が衰えてきますが特に早朝に目覚めてしまう不眠症の一種で早朝覚醒になることが多くあります。このような場合は目覚めてから午前中いっぱいまでサングラスをかけて過ごし、夕方の光を浴びるようにすると改善できます。

夕方に散歩などの軽い運動をすると効果的です。また、朝目覚めると朝食をしっかり食べるようにして脳にある体内時計と腹時計をリセットします。朝食にはタンパク質と炭水化物をとるようにすとよく、タンパク質は体温を上げる効果があり、炭水化物はエネルギーになります。



■ 週3回の野菜ジュースでアルツハイマー病を予防・・・脳の働きに効果的なツボ療法

認知症の予防には、野菜や果物、魚をとることが有効です。野菜や果物のジュースを週3回以上飲む人は、飲まない人と比べて、アルツハイマー病の発症リスクが低下したという調査結果も出ています。ただし、ジュースは食品ではなく、補助的なものとして捉えましょう。



認知症予防に有効な栄養


ビタミンE

かぼちゃ、玄米、春菊、たけのこ


ビタミンC

レモン、いちご、グレープフルーツ、じゃがいも、レバー


ポリフェノール

赤ワイン、緑茶、黒豆、大豆、ごま、ウコン


DHA・EPA

さば、さんま、まぐろ、うなぎ、筋子




脳の働きに効果的なツボ療法

脳の老化を防いで認知症を予防するには、頭へめぐる血行をよくする天柱(てんちゅう)・完骨(かんこつ)などが効果的です。

天柱(てんちゅう)

脳の働きに効果的なツボ天柱(てんちゅう)のイラスト

首の後ろの髪の生え際にある2本の太い筋肉の外側のくぼみにある天柱(てんちゅう)は、後ろから両手で包み込むようにして親指で押す。


完骨(かんこつ)

脳の働きに効果的なツボ完骨(かんこつ)のイラスト

耳たぶの後ろの骨の後方のくぼみにある完骨(かんこつ)は、人さし指・中指・薬指をそろえゆっくりなでるように押す。