不眠症高血圧症で不眠症


■ 高血圧症の人は睡眠の質が悪く不眠症になりやすい

人間の身体は体内時計の働きで夜モードに入ると脳も休息に向かい各臓器も休息モードになっていきますが、高血圧症だと休息モードに入っても心臓はがんばらなくてはいけないのです。

みんなが休んでいる時に一人働かされるんです。心臓も辛いし、他の臓器も迷惑です。自律神経の乱れが生じ又は乱れが大きくなり睡眠に大きな影響を与えます。

眠れないのです。寝ても睡眠が浅く、睡眠の質が低下します。眠いんだけど心臓が興奮して眠りにくく、寝付いても心臓の興奮は収まりづらく眠りが浅く、早く目が覚めてしまうようになってしまいます。つまり不眠症になりやすくなります。

逆もあります。不眠症の人は睡眠が浅かったり、早く目が覚めたりしていると休息中の心臓を無理やり働かせるようになり高血圧症になっていきます。

悪循環に陥り、高血圧症が悪化し特に朝方、高血圧になりやすく取り返しのつかない事態を招くリスクが高まります。




■ 血圧を下げると睡眠の質がよくなった

高血圧症の患者を降圧剤で治療して血圧を下げると、睡眠時間はほとんど変わらなくても睡眠の質がよくなったという研究結果もあります。

管理人も高血圧症で経験があるんですが、布団に入って寝ようとした時、やたらと心臓の音が大きく聞こえ動悸が激しく感じ、寝付いても口から心臓が飛び出しそうに感じて飛び起きたことがありました。

もし、布団に入って心臓の音がやたら大きく感じたなどの経験がある人は血圧を測り最高血圧140mmHg、最低血圧80mmHg以上あるようなら、ただちに病院に行き治療を受けることをお勧めします。

「病院まではどうしても抵抗がある」という人でもサブリメントを飲んだり、塩分に気をつけた食事をしたり運動をしたりして血圧を下げる必要があります。(下がればいいですが自律神経の乱れが生じているような高血圧はそう簡単に血圧は下がりません。)

もちろん睡眠には十分、気をくばり、睡眠前に温めのお風呂に長めに浸ったり、音楽を聴いたりしてゆったりした時間を過ごし緊張の交感神経を静め、リラックスの副交感神経を優位にして布団に入るようにする。眠れない場合は腹式呼吸をして副交感神経を優位にするとよい。

血圧がちょっと高目で単純に上がったり、下がったりの程度ならいいですが高血圧症レベルに達すると大変です。

高血圧はサイレントキラーといわれ、あまり自覚症状がありませんが動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。甘く見ていると取り返しのつかない事態を招くリスクが高まります。


■ 睡眠を犠牲にする生活習慣を見直そう

忙しくストレス社会の現代で睡眠はついつい犠牲にしがちですが、健康な身体は睡眠によって作られます。若いうちは無理も利きますが年をとってくるとそういうわけにはいきません。

睡眠不足は身体のどこかに負担をかけ病気のもとです。睡眠中に免疫力は増強されます。他にも身体の休息、記憶の再構成、疲労回復、細胞損傷の修復など睡眠の役割は重要です。

忙しくても規則正しい生活のリズムを整え、決まった時間に寝て、決まった時間に起きるように生活習慣の見直しをお勧めします。心臓疾患になりにくい睡眠時間は7時間です。