不眠症不眠症、女性多い


■ 不眠症が女性に多いのは妊娠、閉経などが原因

不眠症は男性より女性のほうが多い。理由については妊娠や閉経などで女性ホルモンバランスが乱れ、それにより自律神経が偏重をきたすからです。

妊娠は一時期的なものですが、閉経後は長くいわゆる更年期障害です。更年期障害対策が不眠症改善にもなります。



■ 女性の更年期は、45歳から55歳・・・女性ホルモン「エストロゲン」の激減

一般的に女性の50歳前後に閉経がおこりますが、これに伴い女性ホルモンの減少がおこり、とりわけ「エストロゲン」の激減が更年期障害を引き起こします。更年期障害は個人差が大きく人によっては辛い症状が長い期間続きます。更年期障害はだいだい45歳から55歳ぐらいの間におこります。

もっと若くても忙しくストレスの多い生活をしていると生理不順などで女性ホルモンのバランスが崩れ、自律神経が偏重し更年期障害のような症状になることもあります。

エストロゲンは、妊娠や出産をコントロールしたり、女性らしい体つきを作る大切なホルモンです。その「エストロゲン」が減少すると自律神経のバランスが崩れ、人によっては、ほてりや汗、冷え症、不眠症、うつ、頭痛、肩こり、疲労感などの症状があらわれます。


■ 更年期障害、我慢するか?・・・ホルモン補充療法

更年期障害の治療は欧米などで広く普及している「ホルモン補充療法」があります。減ってしまったホルモンを少しだけ補うことで自律神経のバランスを良くしようというものです。早い人では1〜2週間で症状の改善が見られるようです。

日本では女性の多くが更年期障害は我慢してやり過ごします。理由は、がんのリスクや無理解からくる不安が大きく、婦人科に抵抗があるからです。

誰しも薬の副作用は心配です。ホルモン補充療法を安全に行うために、「ホルモン補充療法ガイドライン2009」があり、定期的に乳房や子宮の検査を行うことが決まっています。


■乳がんのリスク

短期間(2〜3年)使用する場合は増えないと考えられます。


■子宮体がんのリスク

プロゲステロン(黄体ホルモン)の併用により増えない。


安全性も確かめられています。不眠も更年期障害からきている場合もあります。「エストロゲン」は気分を明るくするホルモンでもあります。「ホルモン補充療法」を受けると不眠症も改善するかもしれませんよ。