不眠症手作りタオル枕


■ 寝返りしやすい枕は良い枕

 枕のテレビCMで仰向けのときは真ん中が凹んだ部分で寝て、横向きで寝るときには両サイドの高くなった部分で寝るというCMをよく見かけます。テレビだけでなく通販のカタログなどにもよくある商品ですが、これを見たときに私には無理な商品だと感じました。


 寝ているときは、無意識なので寝返りも無意識でおこなっています。無意識なのに仰向けはここ、横向きはここなど私にはできない。寝返りは必要で一晩に25〜30回もしています。


 7時間の睡眠時間で考えると寝返りが30回だと14分に一度、25回だと16分48秒に一度も寝返りをしているということになります。自分ではそんなに寝返りしているとは到底思えません。無意識でやっているからです。それを仰向けはここ、横向きはここと言われてもそんなことはできないとしか思えない。


 寝具専門店で枕を買いに行ったとき、最初、テレビCMでながれているような中央が凹んだ枕を勧められたのだが、私は無意識で寝ているときに寝返りにより枕の端っこか中央かなどわからないから別のにしてくれと言ったところ、店員さんも「実は私もそうなんです。」とそっと教えてくれました。


 真ん中が凹んだ枕などより無意識でおこなっている寝返りに対応した枕のほうが私は良い枕だと思います。寝返りしやすい枕は良いまくらです。




■ 仰向けで15度の角度で寝ると良い・手作りタオル枕の作り方

 NHKの「ためしてガッテン」で仰向けで15度の角度で寝るのが一番いいそうです。枕があわないと首が休まらず肩こり、腰痛、首の痛み、偏頭痛などの原因になります。


 実は寝返りしやすく、15度の自分にあった枕は、各家庭で簡単につくることができます。


 タオル類を折りたたんで重ねて高さを調整していきます。横向きで寝て重ねたタオルの上に頭をのせ、カガミや夜に掃き出し窓に映る寝姿を見たり、または、誰かに見てもらって首が水平になる位置に枕の高さを調整します。これで、仰向けに寝た状態でだいたい、15度ぐらいになります。違和感がなければこれで完成です。違和感があればタオルで調整してください。


仰向け寝で15度、横向き寝で首が水平になるのが良い枕


 枕の硬さは柔らかいものは、へんに力がはいりかえって肩こりの原因になったりします。硬めのほうがいいのです。また、枕がヘタってきたら、また、タオルで調整してください。


 お金もかからず、簡単です。参考にしてください



寝返りはなんのため

 同じ姿勢で寝ていると肩や腰、骨盤など特定の場所が圧迫され続け血液の循環が悪くなり、痛くなったり体温で蒸れたりするため、血液の循環を身体全体に満遍なく行えるように脳は睡眠中も寝返りを打って姿勢を変えるよう指令を出しているのです。


 睡眠は、体を休めると同時に脳を休息させオーバーヒートしないように冷却する目的があり、そのため睡眠中は体温も下がります。


 睡眠中に一晩、コップ一杯ほどの汗をかくと言われますが、別に睡眠中にスポーツなどはしていません。体温を下げるためです。ずっと同じ姿勢で寝ていると蒸れてきます。ときどき寝返りをして空気を入れ替える必要があります。また、枕やシーツ、布団類は通気性のよいものがいいと思われます。


 枕が変われば睡眠の質は上がりあすが、しかし、睡眠の悩みが消えてなくなることはありません。子供のように成長ホルモンがでなくなると睡眠時間も減ります。運動不足もよくありません。就寝前のテレビやスマートフォンもよくありません。就寝時間が不規則だったり、遅いのもよくありません。日付が変わるまでには就寝しましょう。規則正しい生活習慣を心がけましょう。