不眠症過活動膀胱による夜の頻尿の改善方法


■ 睡眠障害の夜の頻尿⇒過活動膀胱が原因?

 真夜中の頻尿は睡眠障害です。トイレで起き、トイレに行くとその後が眠れないことがよくあります。これが2度、3度となればかないません。頻尿の原因はいろいろありますが、ここでは一番多い過活動膀胱についてまとめてみました。


 膀胱(ぼうこう)の筋肉は伸び縮みする柔らかい柔軟な筋肉で尿がたまっていないと膀胱の筋肉は縮んでいますが、尿がたまると薄く引き延ばされます。風船にたとえれば、風船が水によってふくらんだ状態です。


 ところが、膀胱の筋肉が十分に伸び縮みしないと、尿を少量しかためられなくなります。筋肉が固くなって伸びないわけですから、尿が入らなくなるのはしかたありません。


 なぜこんなことになるかといえば、年を重ねると、膀胱の筋肉は衰えてきます。特に心臓から遠い場所にある膀胱は、血流も滞りがちになり、酸素も栄養も十分に行き届かず、膀胱の筋肉はどんどん衰えて硬直し、伸び縮みしにくい硬い膀胱になる可能性があります。


 また、尿意センサーも異常をきたし、突然、尿意をもよおし、いてもたってもの状態で漏れそうになります。これが、過活動膀胱の症状です。睡眠中に症状がでると2度、3度起きるようになり睡眠障害となります。




■ 過活動膀胱の改善方法

膀胱訓練⇒がまん

 突然尿意を感じたら、すぐにトイレに行かず、できるだけ我慢して、排尿の間隔をのばし、膀胱が尿を十分にためられる状態をとりもどす。


 自宅では、多少漏らてもしかたないぐらいの覚悟でギリギリまで我慢したほうがよいが、外出先ではそういうわけにもいかないので適当にトイレに行く。


 我慢していると尿意センサーが正常にもどることもあり、突然の尿意が和らぎトイレに行かなくてすむこともある。


過活動膀胱改善の運動

 膀胱は心臓から遠い場所にあり、血流が滞りがちになるので血流改善と尿道を閉める力を強くする両方を兼ね備えた運動が効果的です。


カーフレイズ

 カーフレイズは、足を少し開いてかかとを上げ下げし、それを繰り返す運動で簡単で、かかとを上げたときに肛門を閉め、かかとを下げたときに緩めるようにすると、尿道を閉める力を強くする運動になります。また、この運動はふくらはぎの筋肉が鍛えられ、心臓から送り出された血液は足の先に到達すると重力に負け自力では心臓へ戻れませんが、ふくらはぎを動かすとふくらはぎの筋肉がポンプの働きをし血液は心臓へ戻れます。つまり、カーフレイズには血流の改善効果があります。


 この運動は簡単で場所をとらないので勤務先での仕事の合間、電車の中、家事の合間などでも手軽に行えます。少しずつでも毎日続けると効果があります。


 また、このかかと上下運動は腸にも刺激を与え便通にも効果があります。



 過活動膀胱とは直接的には、あまり関係ないが、毎朝起きたらすぐにコップ2杯の水を飲むと自律神経が鍛えられる。過活動膀胱も自律神経の乱れが一因となることもあるので朝起きてコップ2杯の水を飲むことなど簡単にできるので、できたらやったほうがよい。