不眠症季節の変わり目、特に梅雨明頃は不眠症に注意


■ 急激に暑くなる梅雨明前後に不眠症になる人が多い

体温の変化

睡眠時は、上記の表のように体温が下がる。睡眠と体温とには深い関係があり、体内時計の作用で昼間は活動に適した体温を保つが、夜になると体温が1度ほど下がる。

睡眠は、体温が下がることで眠くなり熟睡できる。ところが、季節の変わり目は体温調整ができにくい、特に梅雨明前後は急激に気温が上がることがあり、体温調整ができず寝苦しくなかなか寝付けず、寝つけても暑さで睡眠途中で覚醒してしまうことがよくあります。

この時期に不眠症になる人が一番多い。



■ 不眠症にならないように寝る前に体温を上げる。

急激な気温変化で体温は下がりにくいが、睡眠前に逆に体温を上げると自然と体温は下がりやすくなり寝付けます。

上手に寝付くのは寝る前の準備で決まります。

体温を上げるには、早めに風呂にはいり、38度〜40度程度の温めのお風呂に10分以上り、寝る前に軽いストレッチ運動をするのが効果的です。

激しい運動や熱いお風呂は交感神経を活発にしてしまうので逆効果です。

体温を上げてリラックスできるもっと簡単な方法もあります。布団に入り太い血管の通っている脚の上に手をおくのです。手が温もり脳がリラックスしていると感じて副交感神経を働かせて体温を上げるのです。

脚の上といっても寝ている状態なので脚の付け根あたりになります。私はパジャマのズボンをお尻のあたりまでずり下ろし脚の上に置いた手の押さえにしています。寝付いてしまえば手はどうなってもかまいません。

そのまま寝付ければそれでよし、リラックスして気持ちよくなったと感じたら手や足の裏は体温が放熱させるので脚からはずし布団の外に出てもよい。寝具は通気性や吸水性のよいものがよい。


■ 睡眠不足は、熱中症、高血圧、糖尿病などの原因にもなります。

疲労物質のFFタンパク質はほとんど睡眠でしか除去できません。不眠症で睡眠不足は疲労がたまります。

睡眠中は体温が下がりますが、体温だけでなく血圧も血糖も下がります。不眠で睡眠不足になると血圧も血糖も下がりきらず、一日のスタートが高目になります。つまり、高血圧や糖尿病の原因となるのです。

睡眠不足でも寝すぎても血圧は上がります。7時間睡眠がベターです。

不眠になると自律神経も狂い体温調整にも影響し、熱中症にもなりやすくなります。