快眠:質のよい睡眠睡眠の質を高める寝具選び


■ 睡眠の質を高める寝具選び

10年ほど前に女房がデパートでちょっとだけ高価な布団を買ってきた。それまで使っていた布団が重くどうも寝苦しく嫌だったので軽い布団にしてほしいとお願いしていたのですが、以前のよりは軽いのですが思ったほど軽くなくどちらかといえば重く感じたのでガッカリした経験があります。

毎日、睡眠はとらなければならず、人生の1/3は睡眠です。寝具により不眠になったり、睡眠の質が落ちたり、肩こりや腰痛や寝苦しいのはかないません。楽しい睡眠、快眠で睡眠の質を高める寝具選びも重要です。寝具は気に入らないと思ってもすぐに買い換えるような商品ではないので、できれば店の人にお願いして一度店で寝転んでみて寝心地を試してからのほうが失敗がなく購入できます。




■ 敷き布団、マットレス ⇒背骨のS字カーブの保持、寝返りがしやすい

人間の背骨は、S字曲線になっていますがマットレスや敷き布団は、このS字曲線を保持できるものが望ましい。S字曲線を保持しないと首や腰に負担がかかり肩こりや腰痛になってしまいます。布団は固すぎても柔らかすぎてもS字曲線の保持が難しくなり体に負担がかかるので適度な固さが望ましいのです。

それと重要なのが寝返りです。人は眠っているとき、無意識で20〜30回も寝返りを打っています。同じ姿勢で寝ていると肩や腰、骨盤など特定の場所が圧迫され続け血液の循環が悪くなり、痛くなったり体温で蒸れたりするため、血液の循環を体全体に満遍なく行えるように脳は睡眠中も寝返りを打って姿勢を変えるよう指令を出しているのです。

寝返りも布団は固すぎても柔らかすぎてもよくなく適度な固さがいいのです。

固さの目安は布団を手で押して3センチメートル沈むくらいでたくさんの点で身体を支える体圧分散型の布団が理想的です。


固すぎる布団
背骨がS字ですから背中が浮いてしまい身体をお尻と肩だけで支えることになり仰向けで肩、お尻、足のかかとが痛くなり、横向きで肩や腰が痛くなり、寝返りが多くなり、睡眠の質が落ちる。
柔らかすぎる布団
布団が柔らかすぎると、お尻の部分だけが落ち込みS字ではなく体が不自然なW字になり、余計な力が入り筋肉が緊張し肩こりや腰痛になりやすいく寝返りもしにくい。睡眠の質が落ちる。



■ 掛け布団 ⇒保温性と保湿性と軽めのもの

掛け布団選びで大切なのが、保温性と保湿性。それに重さが重要で軽めなものがよい。人は意外なほど睡眠中に汗をかき、その量はコップ1杯程度といわれていますから吸湿性に優れた羽毛やウールがよく。天然素材の羽毛やウールは吸湿性にすぐれ、寝室の温度や湿度の変化に対応して快適な状態を保ってくれる。


羽毛布団
羽毛布団は軽く体にフィットし体と布団の間に隙間ができにくいので冬、暖かく眠ることができる。羽毛は水鳥の羽毛で寒いときは広がってたくさん空気を含み保温し、暑いときは縮まるので空気の流れをよくし放熱する。吸湿性にもすぐれあまった水分は外部へ放出してくれるので快適。しかし、価格は高い。
ウール布団
ウール布団は冬暖かく眠るできるが羽毛布団と比べると重い。ウールは空気をがたっぷり含くむことができるため断熱効果があり、寝室が冷たいときは布団内部の暖かさを守り、寝室が暑いときはその暑さを遮断する。また弾力性もあり、吸湿性、放湿性に優れている。価格は羽毛布団より安い。