睡眠とはいびきと歯ぎしり


■ いびきは睡眠中のもがき、快適睡眠ではない。

いびきをかいて寝ていると熟睡しているように思われがちですが、実はいびきは普通の睡眠の4倍もエネルギーを使って寝ているのです。とても快適睡眠とはいえません。

睡眠中は副交感神経が優位のリラックス状態で筋肉がゆるみますが上気道の筋肉もゆるみ、仰向けに寝ている状態では舌の根元が喉の奥に垂れて上気道を圧迫し狭くなります、そこへ無理やり空気を通そうとし、それがいびきになるのです。

つまり、もがき苦しんで呼吸しているようなものです。またいびきは加齢と共に酷くなります。

肥満の人、首が短い、下顎が小さい、扁桃腺が肥大している人などは上気道を圧迫していびきをかきやすくなります。日本人はもともと頭蓋骨が上下に長く、気道が狭い身体的特長があり、いびきをかきやすい骨組みです。

いびきは呼吸するのにもがき苦しんでいるのですが、上気道の筋肉のゆるみでいよいよ上気道がふさがれてしまうと睡眠中に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群という病気になってしまいます。

睡眠時無呼吸症候群と高血圧、糖尿病などは密接な関係があり、生活習慣病の大きな原因となります。



■ いびき対策

いびきをかいている人は困ったことに自分ではほとんどわかりませんが、ベットパートナーには迷惑です。ベットパートナーから「いびきがうるさい」と言われ、常態化している人は睡眠時無呼吸症候群に近いかあるいはすでになっている人です。特に肥満の人は生活習慣病になりやすいため対策が必要です。


いびき対策の方法

■肥満体型の人はダイエットすること
ダイエットといっても健康を害するようなものやリバウンドの危険が大きいものは避けるべきです。適度な有酸素運動と植物繊維を重要とした栄養バランスのよい食事がよいと思われます。
管理人は酢漬け黒豆及び黒豆のポリフェノールが溶け込んだ酢を食べて6kg程度の減量に成功しました。他には特別食事制限などはしていませんができるだけ食物繊維を多くとること十分に睡眠をとり疲れ、ストレスを取り除くことです。毎朝の通じがよくなります。

■呼吸が楽にできる横向きで寝ること
横向きの場合自分の体重で肩がこりやすくなるので横向き用の枕なども販売されているので利用するのもよいかもしれません。また、始めは横向き睡眠でも寝返りをうって仰向け睡眠になっているかもしれません。背中の方にタオルケットや枕を置くとか工夫が必要な場合もあります。

■鼻呼吸をすること
普段から口呼吸の人は鼻呼吸を心がけます。また、鼻の通りをよくするクリップやテープ、口に貼るテープなども販売されています。

■リラックスして寝ること
疲れやストレスが続くといびきをかくことがよくあります。リラックスして睡眠をとり、疲れをとることがいびき対策にもなり睡眠の質も上がります。
方法としては温めのお湯でじっくり入浴(できれば半身浴)、軽い運動、音楽、アロマなど自分がリラックスできると感じた方法

■二日酔いになるほど飲まない。お酒を睡眠薬代わりに寝酒を飲まない。−−
お酒を飲むと筋肉が緩みすき上気道が狭くなりいびきをかきやすくなります。お酒はほどほどがよいのです。また寝酒は寝付きはよくなりますが睡眠の途中で目覚め睡眠のさまたげになり睡眠にはよくありません。


■ 歯ぎしりはストレスが原因?

ストレスがかかると睡眠にもいろいろと影響がでてきますが、歯ぎしりはストレスが主な原因と考えられ、睡眠中に顎を動かす咀嚼筋が活発に活動するために起こり、深い睡眠から浅い睡眠に移行するときに無意識に顎を動かす神経系と、それを抑える神経系が同時に活動を始めます。抑える神経系が出遅れた場合に歯ぎしりが起こります。

歯ぎしりは通常の咀嚼の2〜4倍の力がかかっている状態で、人によっては歯が磨耗して噛み合わせが悪くなったりします。歯科医で歯を保護するマウスピースを作ってもらう予防策はありますが治療方法は特になく、リラックスして睡眠をとるのが予防になります。