睡眠とは睡眠中に起こるこむら返り


■ 睡眠中におこるこむら返り

こむら返りとはふくらはぎの筋肉の痙攣のことで足がつるとも表現されます。ふくらはぎのことをこむらとも言われるのでこむら返りと言われるのです。関西地方ではこぶら返りと言われることも多くあります。

こむら返りは睡眠中の特に明け方、激しい運動後、遊泳中、妊娠後期などに起こりやすくミネラル、ビタミン不足なども多く関係しています。

運動中に起こるものは筋肉の疲労や血行不良、遊泳中は冷えや骨盤の緩み、妊娠中は骨盤の緩みなどが原因ですが睡眠中は血行などが原因ではなく特に仰向けに寝ているとき布団の重みや足がシーツに引っかかって足首が伸び足先が下を向くとふくらはぎの筋肉が収縮してこむら返りを起こします。

また、睡眠中の足の冷えや夏の寝苦しい熱帯夜なども原因になります。体調不良や心筋梗塞のサインのときもあります。大半は心配ありませんが、こむら返りが頻繁に続くときは思わぬ別の病気がひそんでいる場合があり、閉塞動脈硬化症・糖尿病・腰部脊柱管狭窄症・肝硬変・甲状腺機能低下・薬の副作用(一部の降圧剤や利尿剤)です。病気は早期発見が重要です。早期の受診をおすすめします。



■ こむら返りの予防

足首が伸び足先が下を向くとこむら返りを起こしやすいのでアキレス腱を伸ばし意識して足首を上に向けて寝るとこむら返りの予防になります。


足首回し

足首を回すとアキレス腱が柔らかくなります。アキレス腱が柔らかいと筋肉の収縮、弛緩もスムーズになりこむら返りの予防になります。また、ふくらはぎは第2の心臓といわれ血液押し上げ機能がありますが足首回しでアキレス腱がやわらかくなると血液押し上げ機能もよくなり血行がよくなります。

それにふくらはぎには腎経というツボがあり足首回しで腎経が刺激され腎臓機能のUPに繋がります。年をとって来ると腎臓が痛んできて塩分の排出が十分できなくなり塩分を排出のため睡眠中も腎臓は休めず働くようになります。それが夜間頻尿の原因にもなり、高血圧の原因にもなります。

足の指に手の指を突っ込んで回すと足の指を広げることで血行、リンパの流れもよくなります。


ミネラル

ミネラル、特にマグネシウムが不足するとこむら返りを起こしやすくなります。マグネシウムは、細胞活動に必要なカルシウムやカリウムがスムーズに出入りできるように補助する働きがありマグネシウムが不足すると筋肉が過敏になります。そのためマグネシウム不足がこむら返りを引き起こしやすくなります。

マグネシウムを多く含む食品:素干しワカメ、かぼちゃ、アーモンド、ひじき、しらす、なまこなど

ミネラルとは

一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外に、生体にとって欠かせない元素のことを指し、無機質とも言われる。糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つです。

厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されています。

ミネラルウォーターにはミネラルは含まれていますが実はそのまま飲んでもあまりミネラル分は吸収されません。アミノ酸がミネラルの吸収には役立ちます。味噌は大豆発酵食品でアミノ酸が豊富ですから味噌汁はミネラル吸収にはよい料理です。しかし、味噌汁一杯分に塩2g含まれていますから塩分の気になる人は味噌汁のすまし部分を飲むのがよいようです。


ビタミンE

ビタミンEもこむら返りの予防になります。

ビタミンEを多く含む食品:モロヘイヤ、にら、かぼちゃ、ほうれん草、アーモンド、落花生、うなぎ蒲焼、ツナ缶(油漬け)、たらこ、卵、玄米